横浜・関内の「井戸端デザイン室」は、地域の「つくる人」と「たのむ人」が出会う、リアルな交流の場です。 今回ご紹介するのは、千葉市若葉区のサービス付き高齢者向け住宅の「らるご桜木」(以下、らるご)さんと、Peinture design(パンチュールデザイン)の佐藤かおりさんのストーリーです。
ネット検索では出会えない「温度感」と「1万フォロワー」の説得力が繋いだ縁
らるごさん (たのむ人)ネットやSNSだけでは出会えない多様なクリエイターの方々と、顔の見えるリアルなつながりがあることに魅力を感じ、参加させていただきました。



その中で、私が8年前から独学でInstagramを運用し、1万人フォロワーまでコツコツ積み上げてきた話をさせていただいたんです。



佐藤さんは単なるスキルだけでなく、実務に根ざした経験と知見をお持ちで、この方なら「介護業界の採用問題」という難しい課題にも一緒に向き合ってくれるのではないかと感じました。
深刻な社会課題に、デザインと伴走で挑む



佐藤さんにお願いしようと思ったのは、単に「投稿を代行する」のではなく、現場の状況や業務負荷を理解したうえで、一緒に考えながら進めていける存在だと感じたからです。



らるごさんたちが掲げる理念「共生と支えあいでつなぐ温かい未来へ」~人と人が心でつながり、支えあうことで誰もが安心して暮らせる社会を作ります~に強く共鳴し、自分の力が少しでも役に立つのならと、引き受けさせていただきました。
組織の魅力が自然と集まる「自走」の仕組みづくり



でも、佐藤さんは既存業務の負担にならないよう配慮しながら、無理なく素材を集める工夫や、スタッフへの声かけの仕方まで丁寧にサポートしてくださったんです。



伴走して半年ほどになりますが、スタッフの皆さんの「入居者様と共に、より良い暮らしを実現したい」という想いをひしひしと感じています。その熱量をどう可視化するかに注力しました。



定期的な発信ができるようになっただけでなく、実際にSNSをきっかけとした採用にもつながり、大きな手応えを感じています。


発信が組織の「誇り」へ。採用という成果の先に生まれた揺るぎない信頼関係



自分たちの価値を正しく伝える難しさを感じていたからこそ、佐藤さんのような存在は本当に心強いです。



介護施設という枠組みを超えた、らるごさんの素敵な取り組みを伝えられることに、やりがいを感じています。
迷える事業者・経営者にとって、「次の一歩」が見つかる場所
井戸端デザイン室について、お二人から、次のようなコメントをいただきました。
【佐藤かおりさん】
井戸端デザイン室は、オンラインではなかなか探しにくい「漠然とした悩み」を気軽に話せる場所ですよね。対面だからこそ感じる熱量や温度感は、ここならではだと思います。
【らるごさん】
想いの背景まで丁寧に聴き、適切な人とつなぎ、形にしていく。井戸端デザイン室は私たち事業者にとって、とても貴重な存在です。これからも、事業や発信について悩んだときには、ぜひ相談させていただきたいと思っています。
深刻な人手不足が叫ばれる介護業界。
「スタッフ募集にあたり自分たちの想いをどう発信すればいいのか」と悩んでいたらるごさんと、デザインの枠を超えてSNSの力で伴走する佐藤さん。
井戸端デザイン室で出会った二人が、単なる「運用代行」ではない、組織の内側から熱量を引き出す情報発信のカタチを築き上げました。
「らるご桜木」さんの紹介
サービス付き高齢者向け住宅、訪問介護、デイサービス、介護タクシーなどを運営。
「支える・支えられる」という枠組みを超え、誰もが自分らしく安心して暮らし続けられる場づくりを大切にしている。
日々の介護や生活支援のみならず、地域とのつながりや「その人らしい時間」が自然に生まれる環境を整えることも重要な役割の一つ。「らるご桜木」が、入居者、スタッフ、そして地域にとって温かく開かれた場所であり続けるよう、日々丁寧な実践を積み重ねている。
佐藤かおりさんの活動紹介
都内デザイン事務所や音楽会社にて、デザイン制作業務を担当。出産、育児を経て、2018年開業。
パンチュールデザインという屋号で、グラフィックデザインを行う。個人から企業まで様々な販促物に関わる。SNSの運用や地域の活動支援などにも携わっている。




