3月27日 井戸端デザイン室開催レポート

春の陽気に包まれた3月27日(木)、イベントを含めて6回目となる井戸端デザイン室を開催しました。
今回も、初参加の方、何度目かのリピーターさん、合わせて10名ほどが井戸端に集まりました。

毎回、どんな人たちが来てくれるんだろうとドキドキしながら迎えるのですが、
この日は年齢層も幅広く、男性の参加も多かったです。
いろんなバックグラウンドの人たちが自然と輪になっているのを見て、イメージしていた井戸端デザイン室が形になっていっているのを感じました。

今回は午前中からの参加も多く、お昼どきにかけてわいわいとにぎやかに。
グラフィックデザイナー、イラストレーター、Webデザイナー、Webマーケターなど、それぞれに専門性をもった方たちが顔を合わせました。

人と人との間に、芽が出てきた

「たのむ人」としては、以前にも来てくださったWeb制作会社の方が再び参加。
なんと、前回出会ったクリエイターさんとすでに協働がスタートしているとのこと!
「人柄からつながれるから、仕事のスタートもスムーズに出来て助かっています」と嬉しい感想をいただきました。
井戸端デザイン室が大切にしている“人となりを知ったうえでの仕事のつながり”が、こうして少しずつ実を結んでいるんだなと実感しました。

度々参加してくださっている介護施設を運営されている方からも、SNS運用の相談を井戸端で出会った方にされているというお話がありました。
じわじわとですが、この場所から生まれるつながりが実際の「動き」になってきているのを感じました。

今回はほかにも、「ことばの相談室」を運営されている先生が、イラストやデザインをお願いできる方との出会いを求めてご参加くださいました。

その先生がこれまで制作された教材は、ことばに苦手を感じるお子さんとのコミュニケーションをやさしく支える、可愛らしいビジュアルが魅力的。
そこに込められた意図や工夫に、参加していたクリエイター陣も関心を寄せていました。

インスタグラムを通じて井戸端デザイン室を知ってくださったとのこと。
一方的な依頼ではなく、井戸端デザイン室というプラットフォームの温度感に共感して来てくださったことが、とても嬉しかったです。

ゆるく、でも深く。交わるつくる人たち

つくる人同士の輪では、最近のThreads事情が話題に。

・仕事の依頼の投稿が増えているけれど、あれってどうなんだろう?

・駆け出しの方向けのコンサル案件の裏側って?

・強めのノウハウの発信、みんなどう受け取ってる?

そんなテーマに、すいも甘いも味わってきたベテラン陣が意気投合。
リアルな場だからこそ話せる、率直で濃い意見交換が繰り広げられました。

午後、時間が進むにつれて場の空気も少しずつゆったりと。
benten103のふるまいコーヒーをいただきながら、情報交換もより深まっていきました。

以前はブランディング会社に勤務し、最近まで台湾に留学されていたという方のお話も、とても印象に残っています。

オンライン印刷やツールの進化によって、店舗ツールが“とりあえず”手軽に作れる時代。
そんな中で、つくり手も依頼側も一緒になって、将来のブランドのあり方を考え、トータルで設計していくことこそが、ブランドを長く育てるための土壌になる——そんな言葉が胸に残りました。

かつて関わったプロジェクトで、どう先方の社員を巻き込んで、クリエイティブを“自分ごと”として共に考えてもらったかという実体験も、とても学びになるものでした。

そして、リピートで参加してくれているイラストレーターさんからは、デザインフェスタや横浜ハンドメイドマルシェへの挑戦についてのシェアも。
お会いするたびに一歩ずつ前に進まれていて、その姿に元気をもらいます。
井戸端デザイン室で考えを言葉にしてみることで、次の行動につながっているんだなと感じる瞬間でした。

出会いから、少しずつ育つもの

つながりが、少しずつ目に見える形になってきて、
参加してくださるみなさんの中に、それぞれの“意味”が育ってきているように感じています。

井戸端デザイン室は、ただ「仕事を頼む」「仕事をもらう」だけではない、
人と人が出会い、対話の中でふと何かが芽生えるような、そんな余白を大切にしたい場です。

次回は、4月24日(木)11:00-16:30の開催です。
どうぞ気軽に、ふらっと立ち寄ってみてください。

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この記事を書いた人

「井戸端デザイン室」室長。
東京、赤羽生まれ
東京デザイン専門学校卒業、印刷会社のデザイン部、企画デザイン会社を経て2012年独立し Tane’t 設立。
2020年にはデジタルハリウッドWebデザイナー専攻卒業しWeb制作についても学ぶ。2020年より関内イノベーションイニシアティブのインハウスデザイナーを兼任し、まちづくりに関するプロジェクトのデザインを担当している。